うつなどの「精神・神経症状」

男性の更年期障害には、うつ病などの精神・神経症状を引き起こす危険性も。その理由や克服法について解説しています。

更年期障害が鬱を引き起こす

「イライラする」「いつも不安」「落ち込んだ気分が続く」などのうつ症状も更年期障害の代表的な症状です。

更年期障害が発症しやすい40~50代は、仕事での責任も重くなり、家庭での問題も多発しやすい年齢です。過剰なストレスは更年期障害をさらに悪化させます。その上、すでに更年期障害で身体の不調を抱えている場合は、「頑張りたいのに身体が動かない」という状態になり、症状を悪化させてしまうことも多いそうです。

真面目な人ほど過去と今の自分を比較して、自分を責めがちなので注意が必要です。自分がなまけものになったのではなく、病気であることをまずは自覚しましょう。

精神・神経症状

  • 一日中落ち込んだ気分になる
  • 食欲不振
  • 気力、やる気がない
  • これまで好きだったものに興味が持てなくなる
  • 将来を考えると暗い気持ちになる
  • 突然涙が出ることが増えた
  • いつも不安な気持ちに襲われている
  • 眠れない
  • イライラする

薬だけでなく更年期障害の治療も

鬱の多くは、SSRIなどの抗うつ薬で脳内神経の伝達物質のバランスを整えることである程度改善します。しかし、更年期障害からくる鬱病には薬が効きにくい、副作用が出やすいという報告も。

心療内科の処方薬で改善するのは精神症状なので、更年期障害そのものを改善させることが完治への近道です。更年期障害の症状がある状態で鬱の症状を感じたら、鬱の治療と並行して更年期障害そのものの治療も行いましょう。

鬱を克服するために心がけたいこと

うつ病を克服するには、まずは薬を服用することも大事ですが、ストレスのない生活で心身の疲れを取ることも大切です。好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、リラックスしてのんびり過ごす時間を増やしましょう。

また、カウンセリングで悩みを吐き出したり、自分を見つめ直したりするのも有効な手段だとされています。そして、自分と向き合う中で、自分の良いところを1つでもいいので見つけて、自分の存在を認めて褒めてあげることが、鬱を克服するカギになります。

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