内臓肥満などの「肥満症状」

男性更年期障害の症状の1つとして、放っておくと意外に怖い「肥満」について解説しています。

更年期の男性が太りやすくなる理由

更年期の男性が肥満になりやすいのは、大きく分けて2つの理由が考えられます。男性ホルモン「テストステロン」の減少と、運動不足によるものです。

男性ホルモンの1種であるテストステロンは、加齢によって減少していきます。テストステロンには筋肉の形成を促して男性らしい身体を保つ働きがあるため、テストステロンの分泌が減少すると、筋肉が落ちやすくなります。それに伴い、基礎代謝が低下して、太りやすい体質になってしまうのです。

運動不足によっても、筋肉量は低下し、基礎代謝が低下してします。テストステロンの減少と運動不足が重なると、さらに太りやすい体質になり、肥満やメタボになる恐れもあります。

メタボに注意!男性の肥満2大タイプ

肥満には、「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」があります。内臓脂肪型の肥満は、内臓の周りに脂肪が溜まって、お腹がぽっこり出た体型になることから「リンゴ型肥満」と呼ばれることも。一方、皮下脂肪型の肥満は、お尻や太ももなどの下半身に脂肪が溜まることから「洋ナシ型肥満」とも呼ばれています。

上記2つのタイプのうち、更年期の男性が特に注意したいのは「内臓脂肪型肥満」です。内臓脂肪の蓄積が進むと、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼ばれる状態になり、高血圧や糖尿病、高脂血症などの生活習慣病を引き起こす危険性もあります。

肥満対策のための食事と運動

更年期の肥満対策としては、食生活の見直しと適度な運動を心がけましょう。

食事では、食べ過ぎないのはもちろんですが、太りにくい食品を選ぶことも大切です。山芋、オクラ、納豆などのネバネバ食品は、低カロリーなだけでなく、たんぱく質の消化・吸収を助ける作用があるため、ホルモンの活性化にも役立つと言われています。

中でも、山芋に含まれるジオスゲニンという成分は、男性ホルモンを補うのと同様の作用が期待できるため、男性の更年期障害対策にもおすすめです。

食生活で気をつけたいポイント

  • 食べ過ぎない(腹八分目を心がける)
  • よく噛んで、ゆっくり食べる
  • 山芋などのネバネバ食品を積極的に摂る

腕立て伏せや腹筋などの筋トレ、ウォーキングや水泳などの有酸素運動で、運動不足を解消することも大事です。ただし、激しい運動は身体に負担をかけてしまいますので、気持ちよく汗ばむ程度の運動を心がけます。

また、運動によって筋肉を刺激することで、男性ホルモンも活性化するそうです。適度な運動を行うことで、肥満の予防だけでなく、男性更年期障害の予防にもつながります。

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