頻尿などの「泌尿器異常」

男性更年期障害の症状の1つとして、頻尿や残尿感などの泌尿器異常について解説しています。

更年期になると泌尿器症状が出やすい理由

男性の更年期でよく見られる症状の1つが、頻尿や残尿感などの泌尿器異常です。昼間の排尿が8回以上、夜間の排尿が2回以上であれば、頻尿である可能性が高いとか。

加齢などによって男性ホルモン(テストステロン)の分泌量が減ると、悪玉のギヒドテストステロンが増え、前立腺を肥大させる要因になります。前立腺肥大とは、男性ホルモンのバランスが乱れることで、前立腺内部に良性の腫瘍ができてしまった状態。肥大した前立腺に尿道が圧迫されることで、頻尿や残尿感、排尿困難などの症状が出てくるのです。

また、老化によって肌のハリが失われていくのと同様に、尿道や膀胱のハリも失われて萎縮していきます。こうした身体の変化によっても、40代~50代以降になると泌尿器異常を感じる男性が多いようです。

更年期の男性に多く見られる泌尿器症状

  • トイレが近くて困る
  • 夜間に何度も尿意を感じて起きる
  • 排尿してもスッキリしない
  • 尿の出が悪い
  • 尿のキレが悪い

要注意!泌尿器異常で気をつけたいこと

頻尿や残尿感があらわれる泌尿器症状としては、前立腺肥大以外にも過活動膀胱や慢性前立腺炎など様々あります。過活動膀胱は、膀胱の過剰な収縮によって尿が溜まっていなくても尿意を感じてしまう症状。慢性前立腺炎は、細菌による炎症が慢性化して残尿感を引き起こす症状です。

排尿時に痛みや違和感がある場合は、更年期障害が原因ではなく、膀胱炎や他の重大な病気である可能性もあります。いずれにしても、気になる症状がある方は、できるだけ早めに泌尿器科を受診して、適切に対処してもらいましょう。

また、頻尿が困るからと言って、水分を極力摂らないようにするのはとても危険です。体内の水分量が減ると、血液がドロドロになって血流も悪くなります。このような状態だと、更年期障害だけでなく、脳梗塞などのリスクも高まってしまうので、適度な水分補給を控えることはやめましょう。

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